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OW備忘録

Overwatchの戦略など、思い付いたことを書き残しています。

新環境に向けて:編成の組み方

どうも、五十鈴エルフです。

今回は「どうせなら低レート帯でも実になること書いてみてよ」という声があり、システムの根本であるチーム編成についてまとめてみようと思いました。さらにちょうど昨日、多分自分がせっせとこれから旧環境となる環境の高所論をまとめているその最中に、テストサーバーにアップデートが来たそうで、これから新しい編成を検討する方も多いと思うのでこの機会に編成の組み方、思考の方向性を考えてみました。

 

<新環境に向けて:編成の組み方>

ヒーラーの特性に合った戦い方をしましょうみたいな感じの記事を書いたときにもざーっと紹介しましたが、オーバーウォッチはまだ新しいゲームですが実に多くのいわゆるテンプレ編成が生まれてきました。

「~が・・・って編成使っててめっちゃ強かったらしい!」

というような情報がTwitterやその他様々なところから拡散されて我々アマチュアの中にも環境が形成されていくわけですが、そんな情報をキャッチしてはトレース・・・キャッチしてはトレース・・・を繰り返してはいませんか?そんな方にはぜひ一度編成の組み方を根本から見直してほしいです。色んなお得効果が得られます。

さて、いざ編成を考えるぞ!と言っても無から突然ニョキッと生まれてくるものではありません。考えるための材料が必要になります。様々な材料がありますが、ここではマップと戦術に絞って考えます。

まず、マップについて。マップそれぞれに特徴があって、それに合わせた編成を作る必要があります。例えばウォッチポイント・ジブラルタルは全体的に防衛側の高所からの撃ち下ろしが強力で高所取りを争える機動力のあるヒーローや射程の長いヒーローが強力です。一方ドラドでは中間チェックポイントを除き激戦区において攻撃側に高所有利を取る権利が与えられやすいマップです。このように様々な特徴があるのでマップの理解がまず重要です。例えば相手の高所有利を崩そうとしたとき、リーパーは多くの場合候補外になるでしょう。一方で、アイヒェンヴァルデAのように一気に突撃して乱戦になる上に相手の高所有利要素の少ないマップではリーパーの近距離での暴力的な火力は活きるかもしれません。「とりあえずこれにしとけばええやろ」という編成は無いということは分かっていただけたでしょうか。

 

次に、戦術についてです。大雑把な括りとして3つの枠組みがあります。

・バランス編成

・重量編成

・軽量編成

呼び名はPS3の某ハイスピードメカアクションVにおいての呼び方を使いました。なんのこっちゃさっぱりだと思うので、それぞれの中心になっているコンセプトを紹介します。

・何がきても卒なく対処、それぞれの苦手をカバーし合う

・高い体力と圧倒的な火力で圧殺

・相手のペースを崩して好き放題暴れ回る

といったところです。バランス編成はその名の通りどんなシチュエーションでもマイナーチェンジでなんとかなるというような編成です。例えるならラインハルト・ザリア・リーパー・ソルジャー・ルシオゼニヤッタみたいな感じでしょうか。重量編成は体力・火力に重点を置きます。高ヘルス・高火力・高回復力というようなハイエンド型の編成で相手が何をしようがデコピンで突っぱねて押し潰していきます。例えなくても分かりますね、いわゆる3タンク編成の戦い方です。軽量編成は脆さと引き換えに機動力とピンポイントでの高火力を持ち合わせている編成です。当たらなければどうということはない!各人に超高水準のスキルが要求されますが、それさえあれば強さは先日のJCG Master予選で「Flourish」が証明しています。言うまでもないですがウィンストン・ザリア・トレーサー・ゲンジ・ルシオゼニヤッタみたいな編成ですね。

自分たちはそのマップで何をどうして勝ちたいか、しっかりとコンセプトを決めてチーム全体がそれにあった戦い方をしなければなりません。仮にここで軽量編成にしようと決めたとします。次に考えるのはどこまで特化するかです。重量編成・軽量編成は何かに特化した戦い方をする編成です。こういった編成は最終目標は甘え無し、ヒーロー自体が苦手でもスキルで倒せ!が理想です。ただ、現実はそう上手くはいかないので、どこまでバランスに寄せるか、という点を考える必要があります。ザリアを入れてワンミスをチャラにするか、D.vaを入れて突撃の圧力を上げるか、ファラを入れてもうめちゃくちゃにしてやるか、色んな選択肢があります。ultやアビリティのシナジーなどやりたいこととスキルを天秤にかけて様々な選択肢を検討しましょう。

そして最後に、環境に刺さるの?を考えましょう。ヒーローを色々検討しているときにこれを考えてしまうと先入観が先行して選択肢を狭めてしまいます。はっきり言ってヒーロー自身が弱くなくて、旨みを出しきれる使い手がいればイケます。相対的にではなく、絶対値として「こいつダメだわ」という状態じゃなければ大丈夫です。編成を組むときにここまで手順を踏んで考えて考えて、きちんとそいつ含めて一本筋を通しているならウィドウメイカーでもトールビョーンでもソンブラでもしっかり機能するはずです。いいですか、旨みを出し切れる使い手が使えばのところは大事です。自信を持つことは大事ですが同時に謙虚に生きましょう。

 

さて、ここでダイヤモンドTier以下くらいの人からよく聞くことなんですが、「ディフェンスはジャンクラット安定でしょ。」という考え方。気持ちは分からなくもないですが、それって筋通ってます?というところに疑問を感じます。先に言っておきますが、ジャンクラット批判ではありません。ジャンクラット好きの皆さん槍玉にあげてごめんなさい。例えばジャンクラットは相手が門を越える瞬間から乱戦までのお見合いの時間帯は相手にとって非常に大きなプレッシャーになります。その点において優秀なのですが、残念なことに乱戦になるとフォーカスを合わせづらい(上手い人はできるらしいですが)、ultがたまってもその場ですぐにultを使いづらいといった弱点が露呈してきます。さて、お見合い待たず一気に突撃してきて乱戦になったときのプラン考えてますか?これを考えてるかどうかまでが筋を通してるか否かの違いです。

ここまで書いたことは一見、パーティでのみ考えることができることだと思われるかもしれませんが、このようにいろんな要素を分析・総合して理にかなったピックをすることは野良でも活きます。最初のピックでトレーサーとラインハルトがピックされたとして、サポート狩りとしてトレーサーを差したバランス編成に寄せるか、荒らしをマイルドにしてアースシャターを対策した軽量編成に寄せるかといったようなある程度理にかなったピックと、それに応じた立ち回りをすることができるでしょう。また、自分のチームの編成の苦手としていることや、マップとのミスマッチ、逆に相手の編成の穴を見つけ出す感覚が養われるはずです。

 

ということで、今回はマップの特徴、その編成でどう戦いたいかを考えることで編成に一貫性を持たせるという話でした。

今回の記事はとにかく“考える”ということに終始させました。それだけオーバーウォッチにおいて戦術研究は非常に重要なものです。ひたすら研究しましょう。そしてゆくゆくは研究通話を作りましょう(笑)