OW備忘録

Overwatchの戦略など、思い付いたことを書き残しています。

見落としがちな「負けない練習」

どうも、五十鈴エルフです。

次回くらいで多分またOWLレビュー再開します。ソウルvsNYが面白かったのでじっくり見てみます。何か見つけれるかは分かりませんが、その時は「すごかった!」で終わろうと思います。

今回の記事は自分が再三再四にわたって主張してる「負けない練習」についてです。

 

<見落としがちな「負けない練習」>

熱心なオーバーウォッチプレイヤーの皆々様におかれましては、毎日が精進・特訓の日々であるだろうと思われますが、今回の話題はやるとやらないとで戦い方がだいぶ変わってくるものだと思います。

 

オーバーウォッチのような対戦ゲームにおいては動きの原理は大雑把に分けて二つあります。それが勝つための動き負けないための動きです。勝つための動きといえば分かりやすいもので、弾を撃ち込んだり、せーので突っ込んでフォーカスしたりして枚数差であったりダメージを出してアドバンテージを取る動きのことを言います。勝つための動き、つまりアドバンテージを取らなければ勝ちはありえないので、これは非常に重要です。負けないための動きとはこれとは発想が逆のもので、アドバンテージを取られないためにどうしたらいいかという発想を中心とした動きです。枚数不利で勝てないときは大人しく下がれとかっていうのもこっちに含まれますね。相手に無駄にダメージを出されてultを回収されたりリスポーン時間がかかって不利になったりすることを避ける=アドバンテージを取られるのを避ける動き、ということです。

前者は分かりやすいが故に、何も意識しなくても勝手に身に付いてるものですが、それに対して後者は意識しないと絶対に身に付きません。これは間違いないです。何も言われなくてもできる人はまあゼロだと思います。だからこそ、習得することができれば頭一つ抜けることができるポイントでもあります。

さて、それでは負けない動きとは具体的になんぞやというところについて考えてみましょう。

・ザリアのバリアに撃ち込まない

マップによってライン編成が出てくるようになりましたが、そこで出てくる相棒ザリアに関してです。

ざっくり言うとザリアはエネルギーがたまれば鬼の火力を誇るというキャラですが、じゃあ溜めさせんなよという話です。当たり前のように思いますが、特にDPSFlexやってる人は録画して見てほしいんですが、バリア張ったのを見てから撃ってることとかめちゃくちゃあります。「バリアに撃ってザリアには撃たんのかいなwww」ってことすらあります。割ってそのままキルできるような状況でもなければバリアを見たらトリガー離すか一瞬他を撃ちなさいという話です。

これを意識するとサポートやゲンジ・D.Vaがすごく楽になります。それ以外にもグラビトンサージの回転速度も落ちますし、そもそもザリアが全く脅威でなくなります。

・ファイアストライクは避ける

これは意識してなくても避けるとは思うんですが、「どうせ回復あるしいいや」と思わずちゃんと避けましょうねということです。

いうまでもなく、受けたダメージはリペアできても敵ラインハルトに回収されたultゲージは取り返せないですからね。聞くところによるとハルトプレイヤーは敵ハルトから自分が食らったダメージでアースシャターのリチャージ判断するらしくて、「後ろで食らわれると計算がズレる」そうです。避けてあげましょう。

・防衛側から開幕攻撃できるリスポーン出口を使わない

代表的なのはアイヘンヴァルデ、ハナムラ、ハリウッドあたりのリスポーンでしょうか。

例えばアイヘンは正面出口から出ると防衛側ファラの爆撃を受けますし、アーチに続く坂道はアーチ裏からでも撃ち込めるので、それこそザリアでエネルギーを溜めたいとかでない限り通る意味はないですよね。ファラで上空から見られて開始早々編成がバレて「前で守ろう」「退いて守ろう」という判断ができるという情報アドバンテージも与えることになります。右側出口から出ればそのような危険はありません。野良試合でたまーにいる、アーチ前の建物内に隠れて奇襲してくる敵も逆に奇襲することができます。

僅かなアドバンテージですが取られないにこしたことはありませんし、場合によってはその僅かな差が結果に響くこともあるかもしれません。気持ち的にも開幕キルは一番萎えるやつですしね・・・笑

 

・勝てない対面のときは1秒でも長く生きることを考える

ソルジャーのときにゲンジが突っ込んできた。体力削れてるし十中八九死ぬなぁ、そんなとき「あーこれ無理」って諦めてませんか。まだ仕事は終わってません、むしろそのとき仕事が始まったんです。あなたが0.5秒長生きすればそのゲンジが次のターゲットを狙うのが0.5秒遅くなります。耐久してる間は実質1対1交換なので周りからするとものすごく助かります。

耐久に使いやすい障害物や地形はマップによって色々あるので、そういうところも意識してみるといいかもしれません。

 

ざっと4つ挙げてみましたが、ヒーローごとにはもっと細かくあると思います。

意識しなければ気付くことも習得することもないことなので、相手に与えるアドバンテージは最低限に抑えられているか、自分の勝つ動きのために相手にそれ以上のアドバンテージを与えてはいないか、自分の動きを客観的に見直すきっかけになれば嬉しいです。