OW備忘録

Overwatchの戦略など、思い付いたことを書き残しています。

OWLレビュー:Houston Outraws vs NewYork Excelsior

どうも、五十鈴エルフです。

シリーズ化しようと目論んでいるOWLレビューですが、これ一つ記事書くのに鬼クソ時間かかるのがネックですほんと。

ということで、今回はJakeのパフォーマンスが何かと槍玉に挙げられたHouston vs NewYorkの試合を見てみようと思います。前回のダラスvsLAは一通り見てピックアップでしたが、今回は特に1マップ目ヴォルスカヤのニューヨークの守り方にフォーカスして見ていきたいと思います。

 

<Houston Outraws vs New York Excelsior/ Season 1/ Stage2/ Week2/ Day 4>

編成はヒューストンがウィンストン(MUMA)・D.Va(COOLMATT)・トレーサー(CLOCKWORK)・マクリー(LINKZR)・ルシオ(BOINK)・ゼニヤッタ(RAWKUS)
対してニューヨークはウィンストン(MANO)・D.Va(MEKO)・トレーサー(SAEBYEOLBE)・ゲンジ(LIBERO)・アナ(ARK)・ゼニヤッタ(JJONAK)
ヒューストンは防衛ソンブラを警戒してかマクリーを選択したがこの読みは外し、ニューヨークはトレーサーゲンジのオーソドックスなダイブ編成。開幕ソンブラのフランキングを警戒した動きにJJONAKゼニヤッタのチャージショットが命中し、瀕死に。ほぼ同時にLIBEROゲンジの攻撃でRAWKUSゼニヤッタがハーフに。ここを狙ってニューヨークが一気に飛び込む。ヒューストンは成す術もなく全壊となった。
ヒューストン2回目のアタック、ニューヨーク側もまだultは出ていないので戦力差は大きくない状況。ヒューストンは全員で左側を取るルートを選択。ヒューストンが全員左小部屋に入り、先頭が頭を出す瞬間を狙ってMANOウィンストンがダイブ。このアタックは前述したult差がない状況を変える、ultをためるためのアタックだったのではないかと考えられる。小部屋の出口は狭く、コーナーになっているため小部屋内から外に撃ち込むことは難しい。もちろんチャンスがあれば崩すが、ウィンストン・D.Vaが適当にダメージをもらってARKアナのナノブーストがアップすれば御の字といったところではないだろうか。その証拠にLIBEROゲンジは安全圏から手裏剣で援護するだけに留まっている(そもそもあんな閉所に突っ込んだら即死するが)。結果としておそらく狙い通り、ヒューストンがアタックを仕掛けるタイミングでは既にナノブーストのチャージが完了、多少ではあるがult差を獲得できている。さて、この2回目のアタック、ちょうどキャプチャーポイントを挟んで対岸同士にポジショニングする形となったヒューストンとニューヨークだが、ここでニューヨーク側DPS二人の技ありコンビネーションが光る。SAEBYEOLBEトレーサーが先頭を走ってきたLINKZRマクリーと交戦。LINKZRマクリーは好機とみてSAEBYEOLBEを詰めるが、間一髪ヘルスパックを取って難を逃れる展開になった。しかしこの時ニューヨークの狙いは別にあった。SAEBYEOLBEトレーサーが囮となっている間にLIBEROゲンジがヒューストンの裏を取り、RAWKUSゼニヤッタをキルしていた。地上に降りてしまったマクリーではゲンジに対応できずLINKZRもあっさりキル。CLOCKWORKトレーサーがMANOウィンストンをキルしていたが勢いを止めることができず全壊した。先ほどult差一つを獲得したニューヨークだったが、このエンゲージで一つもultを使うことなく勝ったためその差はさらに広がった(ニューヨーク5-ヒューストン3)。
3回目のアタック。ここでLINKZRがゲンジにピックチェンジ。ルートも右側から大回りして大パック部屋を取る形に変えた。ヒューストン側が高所を取ったタイミングでSAEBYEOLBEトレーサーがCOOLMATTD.Vaと交戦。高所のサポートに護衛がいないところを突き、MANOウィンストンが高所にダイブ。これをBOINKルシオがノックバックで打ち上げている間にCOOLMATTD.Vaが援護に駆け付ける。さらにその援護にMEKOD.Vaが援護に向かうが、ここで次はニューヨーク側サポートの護衛が外れてしまう。ここをLINKZRゲンジがサポートにとびかかる。LIBEROゲンジがこれを対応、LINKZRをMANOウィンストンの攻撃範囲に誘導する。LINKZRは風斬りで脱出を図ろうとするも失敗、あえなくキルとなった。ここでヒューストンはMANOウィンストンをフォーカス。しかしプライマルレイジで反撃される。ルシオゼニヤッタ・ウィンストンの3枚壁ハメとなるところでRAWKUSゼニヤッタ心頭滅却。それに合わせて壁ハメ中の3枚にSAEBYEOLBEがパルスボムを投げ込む。パルスボムはMUMAウィンストンに付いてしまい、MUMAは間一髪BOINKルシオから離れることができ、キルには至らなかった。心頭滅却を使ってしまったヒューストン、何としてもここで取りたいとの判断か、COOLMATTはポイント内で自爆。これは決まらず、続いてMUMAウィンストンの瀕死に反応してBOINKルシオがサウンドバリア。MUMAウィンストンは救えたがCOOLMATTD.Vaが落ちてしまう。そこにトドメのナノブレード。ニューヨークは自爆一つ、ヒューストンは最後まで生き残ったCLOCKWORKがためたパルスボムを残して最後のエンゲージに進んだ。
最終エンゲージ冒頭、RAWKUSゼニヤッタとLINKZRゲンジがLIBEROゲンジをキル。ほぼ同時にSAEBYEOLBEトレーサーがバックラインを突き、RAWKUSゼニヤッタをキル。LIBEROを落とした勢いでサポートも落としたいヒューストンはMUMAウィンストン・COOLMATTD.Va・LINKZRゲンジで詰めるが、ARKアナのバイオティックグレネードとカバーに来たMEKOD.VaにLINKZRゲンジが落とされてしまう。同時にCLOCKWORKトレーサーがパルスボムでMANOウィンストンをキル。JJONAKは撤退するMUMAウィンストンをキル。ニューヨークの枚数有利かと思われた瞬間、MEKOD.Vaが自爆を放ちハナになったところをCOOLMATTD.Vaがキル。SAEBYEOLBEvsCLOCKWORKのトレーサー対決も惜しいところでCLOCKWORKの勝利となりヒューストンがキャプチャー内にCOOLNATTハナとCLOCKWORKトレーサー、ニューヨークはARKアナとJJONAKゼニヤッタが高所に位置取る状況になった。MUMAウィンストンがプライマルレイジで高所から引きずり降ろそうとするがJJONAKゼニヤッタ心頭滅却が間に合ってしまう。その間に宇ファーストキルされたLIBEROが帰還、CLOCKWORK、LINKZRをカットし、ニューヨークがAポイントを守り切った。

 

2本目のアタックの交戦前のultをためるためのアタックはこの試合では結局次のエンゲージではナノブーストは使われませんでしたが、例えばSAEBYEOLBEがLINKZRにヘッドショットキルされていたら・・・、というようなことを考えると、ハイリスクハイリターンの作戦を採るためには必要なアドバンテージだったのかもしれないですね。

(ex.SAEBYEOLBEがLINKZRによりキル→裏取りのLIBEROがRAWKUSをキル→MANOにナノブースト、ダイブして暴れる・・・など)

 

3本目の壁ハメボムはそれこそタンクとかをハメたときなんかに使えると便利そうですね。今回はハメを逃れたウィンストンに逆にキルされそうになってましたが・・・笑

 

今回の記事はこのあたりで終わります。

ありがとうございました。