OW備忘録

Overwatchの戦略など、思い付いたことを書き残しています。

備忘録復活(仮)とOWL考察ダラスvsLAヴァリアント

どうも、五十鈴エルフです。

実に8か月ぶりでしょうか。実はオーバーウォッチやめてたんですが、最近何となく色々と見て回ってたりしてます。プレイは諸事情合って家の回線が雑魚なのでできないんですが、ただいま復帰に向けてアゲてるといったところです。

そして、モチベーションアゲていく一環としてこのブログもちょこちょこ書いていこうかと思い重いPCを立ち上げた次第です。肝心の内容ですが、正直まだ今の環境に追いつけてないので、勉強のために見ていたOWLの試合について考えたことを色々と綴っていこうかなと思います。試合ごとにシーンを幾つかピックアップして戦い方について考えていきます。

 

<Dallas Fuel vs L.A. Valiant/ Stage 2/ Week 2/ Day3>

www.twitch.tv

さて、早速ですが今回取り上げるのはダラスvsLAヴァリアント。これまでの成績から見て、まあ十中八九ヴァリアントが勝つだろうなってマッチではあるんですが、大好きだった旧Rogueのスター(SoOn、AKM、UnkoE)勢揃いでめちゃくちゃ興奮しました笑 クラン活動してた時に割と冗談じゃなく一日5時間くらい研究してたくらいなんで感慨深いです。

あ、記事の書き方について初めに謝っておきたいのですが、しばくの間は言及箇所の切り抜きクリップなしでの投稿になります・・・。前述したとおり、回線がクソでTwitchがメチャクチャ重いんです・・・。回線が戻ったら見やすさ考慮して書きたいと思います。ご了承くださいませ・・・。

 

HANAMURA

・ダラスのA攻め初当たりのFATEの動き

ダラスは門を通過して左に上がり、拠点に入っていこうという作戦を採りました。その門を通過する瞬間(カメラではXQCが門を通過した直後あたり)のシーンです。ここで物陰に隠れていたFateウィンストンがバックラインを突き、あっさり迎撃されて枚数差を作られます。その後これに焦ったかSOONトレーサーが強襲に失敗しAポイント撤退を余儀なくされるという展開になります。

個人的にこのときのFATEの動きが気になりました。ダイブ防衛の難しい点ですが、防衛側も機を見て仕掛けないとジリ貧に陥るということがよくあります。ぱっと見では自分は読み取れなかったのですが、FATEは何かしらの好機を読み取ったのでしょうか。

シーンを少しさかのぼってみるとヒントらしきものが見えてきました。EFFECTトレーサーが先行して左上に入り込んで行っています。つまり門には戦力は5人。しかも最も瞬間火力の高いトレーサーが抜けています。またウィンストンがジャンプパックを使うタイミング、一瞬サポートの前ががら空きになりました。ここでFATEウィンストンジャンプイン、バリアもバリア内からビリビリできるであろう位置にきちんと置いてますね。実際FATEが落ちたシーンはカメラが追ってないので見れないのですが、ジャンプの瞬間にCUSTAゼニヤッタの不和が付いてAKMの鬼ヘッドショットに倒されてしまったのかもしれません。

残念ながら失敗に終わりこそしましたが、この攻める防衛がダイブ編成での防衛戦では非常に重要になります。些細なアドバンテージを最大化できるタイミングで飛び込む戦術眼は素晴らしいと思いました。短いシーンではありますが、ダイブ防衛の基本が読み取れるシーンだと思います。

 

・SOONの鬼パルス

HANAMURAに限ったことではありませんが、SOONの鬼のような強襲とパルスボムが光る試合でした。個人的にSOONのトレーサーは「ultがあるとき」「ultがないとき」で動きが随分と変わるとみています。

ultが無いときは立ち回りの中心はultゲージを稼ぐこと。よってメインターゲットはタンクです。もちろん体力が減った敵は積極的に狙います。パルスボムがたまったらDPSやサポートにくっつけに行きます。

立ち回りのシフトチェンジとでも言いましょうか、この動きの切り替えが基本になっているのではと思います。実際、SOONの動きを研究した後クランで「トレーサーはタンク狙ってパルスボム回すことだけ考えたらいい」とオーダーを出したところ、かなりいい感じになったのであながち間違いではないと思います。

 

NEPAL

・SanctumにおけるSOONvsEFFECTの心理戦

SOONはまさにモンスターと呼ぶにふさわしい鬼の活躍をしていましたが、中でも個人的に気に入っているシーンがNEPAL2マップ目Sanctumの終盤、裏取りの強いSanctumでSOONがあまりにサポートを狩るために、EFFECTがマクリーにピックチェンジした後の場面です。

EFFECTは明らかにサポートを狙うSOONを返り討ちにすべく、ゼニヤッタと行動を共にしていますが、SOONのポジションは反対側、タンクにちょっかいをかけD.Vaを隊列から釣りだします。その間相方DPSのKARIVファラはバレッジでバレッジで本隊を殲滅。肝心のマクリーはultの溜まり具合からしておそらくこの1ライフで2,3発程度しかダメージを与えられていません。

トレーサーといえばダイブのDPSの花形、いわゆるキャリーキャラですが、にも関わらずヘイトを稼いだら相方にメインのダメージディーラーを任せて自分はアシストに回るというスマートさ、惚れ惚れしますよね。自分は今ダメージを出してキルを取るべきなのか、メインDPSのアンチにプレッシャーをかけてメインDPSのアシストをするべきなのか、判断の切り替えが光ったシーンではないかと思います。

 

HOLLYWOOD

・ダラスのA攻めにおけるダラスの視線誘導

ダイブ編成で攻めるダラスに対して、オリーサを使ってライン編成で守るヴァリアント。見合っててもダラスのジリ貧は必至というシーン。AKMファラが大胆にも屋根を通り越してKARIVファラにインファイトを仕掛けに行き、そのまま流れでAポイントを競り勝ちました。ここではダラスの技あり視線誘導が光りました。

AKMファラはKARIVと数発撃ち合ってからテラスの屋根上に退避、意識をファラに向けさせます。ここで次はXQCウィンストンがカフェ上階にダイブ。これに対しヴァリアント側ENVYD.Vaがケアに向かいます。カフェ上階からビリビリされてはオリーサのバリアが意味を成しませんからね。しかしこの動きこそ狙い目。屋根上に退避したAKMファラが屋根を飛び越えてKARIVファラにアタック。更にMICKIED.Vaもファラに続きアタック。ENVYD.Vaはブースターのリキャスト待ちでこれに対応できません。ファラマーシーを攻略したダラスはAポイントの奪取に成功します。

ハナムラでの些細なアドバンテージを最大化するという話と共通する点ではありますが、このハリウッドでのダラスの、味方に相手の防衛線を突破させるために相手の意識を向けさせるプレーは素晴らしかったんじゃないでしょうか。

 

今回の考察はこのあたりで終わろうと思います。

元々見苦しい記事が、久しぶりなので前に増して見苦しいかもしれませんが復帰第一弾ということで大目に見ていただければと思います。