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OW備忘録

Overwatchの戦略など、思い付いたことを書き残しています。

軽量編成戦術論

どうも、五十鈴エルフです。

今回は最近研究している、ダイブ編成を代表とした軽量編成の戦い方についてまとめてみようと思います。

 

<軽量編成戦術論>

「そもそも軽量編成とはなんぞや?」ということについて。編成をカテゴライズしたとき、その編成が「重い」のか「軽い」のかで主な戦い方が変わります。「重い」編成(重量編成)と言えばタンクを中心とした、高い体力・高い回復力からくる前線の圧力のアドバンテージを得ようとする編成で、反対に「軽い」編成(軽量編成)と言えばトレーサーやウィドウメイカーなどといったDPSもしくはDPS的性質を持つタンクなどを中心として、機動力を活かして戦う編成のことを指します。今回は2つのうち「軽い編成」の戦い方にフォーカスを合わせていきます。

まず、重量編成と軽量編成では試合の展開が異なっています。例えば重量編成ではラインハルトを中心として塊になって前進・後退しており、イメージ的には味方の塊と相手の塊がぶつかり合うような形になっています。それに対して軽量編成では分散してそれぞれの役割を遂行、もしくは一つの目標達成を中心にそれぞれの最適な行動をするために分散しています。また、重量編成でのエンゲージと軽量編成のエンゲージの様子も特徴が異なっています。重量編成では戦い方の都合上、全員で突っ込み全員で退くという形で、当たっているか引いているかの白黒がはっきりしています。それに対して軽量編成ではグレーの部分が存在します。例えば、サポートが欠けたりタンクが落ちてしまったが、メイン火力となるオフェンスがまだ仕事できる余力があるため前線に残ってサポートを落とす。といったシチュエーションがグレーの部分にあたります。全体としてはエンゲージしていないものの、相手からすれば常に戦っているような状態になります。これができるのは高い機動力に由来する「当たらなければどうという事は無い」系の生存力のおかげです。もちろんプレイヤー自身の相当なスキルあっての芸当なので誰でもできるというものではありません。

軽量編成ではこのような「当たらなければどうという事は無い」系の生存力というのが非常に重要になります。チームの総体力としては低い部類になるので、どれだけ被ダメージを減らせるかがポイントになります。軽量編成ではその攻撃的な戦闘スタイルとは裏腹に「生存力」がキーになっています。この生存力というのは総火力にも関わってくる重要な要素です。例えば秒間150ダメージを出すキャラが3秒で死ぬと450ダメージ、それに対して秒間100ダメージのキャラが5秒で死ぬと500ダメージです。単純なことですが、この差を有効に使うことができなければ重量編成には勝てません。特に、個々の火力が中~上の下程度になることが多い軽量編成では一人落ちることによりタゲ凸の火力が下がるのでエンゲージ負けに直結します。これを念頭に置いたうえでエンゲージをどう進めていくかを検討する必要があります。

軽量編成でのエンゲージの基本は「タゲ凸」です。ゼニヤッタが不和をつけた相手に一気に飛びかかって複数で中程度の火力を浴びせて倒すというのが基本的な戦い方になります。メインターゲットはサポートのような体力の低い相手になることが多いです。ただ、生存を中心に置いてエンゲージのしかたを考えるとどうしても避けては通れない要素が発生します。乱暴な言い方をしてしまうと「事故死」というやつです。リコールしたら目の前にリーパーがいた、風斬りしたら適当に投げたフックにあたった、移動用のチャージに轢かれたなど、分散して動くために事故死が発生してしまいます。個々の体力が低いのでこのようなアクシデントで簡単に崩れてしまうのが軽量編成の弱点の一つです。ただし、分散して動くことは軽量編成の基本的な指針であるため、これを曲げるのは難しいです。よって、戦い方を再検討します。事故死を克服するためには、事故死の原因になりそうなヒーローから倒すという初タゲ選定がよりベターになるのではないかと思います。例えば、ロードホッグやリーパーなど火力が高い、もしくはフックやフラッシュバンなどの確殺コンボで落とされてしまうようなヒーローが主なターゲットになります。火力の高いヒーローが落ちることにより、DPSが不意に即死する事態も減りますし、お供のウィンストンの生存力も上がり、一石二鳥となります。即死さえなければDPSの生存力がかなり上がるので、中程度の秒間火力でも何十秒と出していくことができます。また、トレーサーのパルスボムやゲンジの竜撃剣といった高い回転率のultをためることもできるかもしれません。

その昔「キルより生きる」と言っていましたが、軽量編成では「生きるためにキル」ですね。以上です。ありがとうございました。