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OW備忘録

Overwatchの戦略など、思い付いたことを書き残しています。

戦術基礎:ultカウンター

どうも、五十鈴エルフです。

今回は先日のJCG Finalsを見ていて思ったことをまとめてみます。戦術基礎とはいっても少し発展した内容かもしれませんが、ultカウンターについて考えていこうと思います。少なくともまずは意識するところからチャレンジしてみるのが良いと思います。

 

<戦術基礎:ultカウンター>

オーバーウォッチというゲームではultという存在が他のFPSとは一味違う面白さを演出するキーポイントになっています。その威力は言うまでもなく絶対的不利を覆す形勢逆転の一手ともなりうるほどの威力を秘めています。当然、そんな強力なultですから自チームの壊滅を防ぐべくカウンターをしていかなければなりません。

カウンターultといえばルシオのサウンドバリアやゼニヤッタの心頭滅却で相殺したり、マーシーのリザレクトやシンメトラのテレポーターで即時復帰することで反撃を狙う事が多いと思います。サポート使いであれば当然、自分のultでどのultに対応できるかということはしっかり頭に入っていますし、常日頃カウンターを意識しているだろうとは思います。相手のultを予測して、「これ来たら俺使うから、あれは頼むよ」というような会話がされているものと思いますが、今回はもう一歩踏み込んで考えてみたいと思います。

まず、僭越ながらサポート使いの自分からサポートを代表して一言言わせていただきますと、「数が足りねえよ。」これです。仮にサポートがルシオゼニヤッタだったとしたら、いわゆるカウンターultの数は2つ。それに対して相手が持っている攻撃ultはおそらく4つ~5つ。勘定があいませんね。流行りのアナルシオであればカウンターultは1つだけ。カウンターultが足りません。これじゃルシオのultゲージは火の車です。とてもじゃありませんが賄いきれません。破産です。

言葉のイメージとは怖いもので、名前を聞くとその響きのイメージで勘違いしてしまうというか、先入観が入ってしまって単純なことに気付けなかったりします。カウンターultという言葉もそうだと思います。なんとなく受け身な響きに聞こえてしまいそうな「カウンター」という言葉ですが、落ち着いて考えてみるとそもそもultを使ったヒーローが消えてしまいさえすれば大体のultはキャンセルされますよね。殺せばいいんですよ。少なくとも実質殺した状態にすればいいんですよね。例えば竜撃剣を使った敵ゲンジを逆にタクティカルバイザーで倒してしまうとか、高所フリーでタクティカルバイザーを使った敵ソルジャーに対してD.Vaがディフェンスマトリックスを展開しながら突っ込むとか、ナノブーストで強化されたヒーローをスリープダーツで眠らせるとか、ultだけじゃなく、アビリティでも様々な対処法があることが分かります。もちろん、中にはどうしようもないultもあります。グラビトンサージにバレッジを合わせられたら心頭滅却+ラインハルトの盾出し入れで防ぐ必要がありますし、パルスボムを合わせられたらサウンドバリアでカウンターしなければもれなく壊滅してしまいます。そこはしっかりとケアしてあげなければなりませんが、逆にいえば一撃必殺のそのコンボにのみ集中できるという意味でもありますよね。

サポートult以外で相手のultをカウンターすることができるともれなく様々な有利な状況が舞い込んできます。相手のultに対して攻撃ultでヒーロー自体を倒してカウンターした場合、言うまでもなく人数有利が発生します。単純に敵が一人減っているので5対6の状況になっていますよね。さらにカウンターに使ったultによって更なるキルを稼いで人数有利を大きくすることができるかもしれません。一方、D.Vaのディフェンスマトリックスなどによって無効化することに成功した場合、さっきの例よりも地味な利点ですが確実にult有利を獲得、もしくはult不利を緩和することができます。単純な話で、相手のultをultを使わずに対処したので一つult差ができる、もしくは埋まりますよね。場合によってはこれが勝敗を分かつult差になるかもしれません。もう一つ、サポートをultカウンターに意識させすぎなかったときの良い効果として、攻めが安定するというものがあります。サウンドバリアや心頭滅却の強さの一つに「攻めのもう一押しができる」というポイントがあります。もうちょっとで押し込めるけど体力がもちそうにない・・・、そんなときにドロップザビート!最後の力を振り絞って押し切るという攻め方、もしくは乱戦になる瞬間に使って有利な状況で強引に乱戦に入るという作戦も取りやすくなるでしょう。

ここで、一番最初の話に戻るのですが、JCGの実況を見ていて解説のぜるにゃんさんがルシオのサウンドバリアについて「攻めのサウンドバリアと守りのサウンドバリアがある」という話をされていました。たしかSunSister Arancione対RPG-KINGDOMの試合だったと思いますが、SSAは攻めのサウンドバリアを多用していて、KINGDOMは守りのサウンドバリアが多いというような話でした。結果は見事SSAの勝利となりました。思い返してみれば、もちろんそういった動きをさせなかったSSAの上手さはありますが、より多いカウンターの手札の数、より柔軟なultへの対応をすることができた点も勝利に繋がった要因だったのではないかなと思いました。

 

以上、今回は柔軟なultカウンターを考えてみましょうというお話でした。

ありがとうございました。