OW備忘録

Overwatchの戦略など、思い付いたことを書き残しています。

合理的な戦い方を見極めるということ

どうも、五十鈴エルフです。

少し間が空いてしまいました。帰宅→寝る→通話の着信で起きる→OW→寝る→バイトを繰り返していました。ブログの更新が疎かになるのはゲームプレイに没頭しているいい兆候なのでどうかご勘弁を・・・。

今回はいつぞやの記事に書いた、編成によって戦い方を検討しましょうという話を掘り下げてみようと思います。

 

<合理的な戦い方を見極めるということ>

これまで他のブログ等各所で再三再四にわたって言われ、ここでも口を酸っぱくして主張していることですが、オーバーウォッチは突き詰めていくと全体>個人のゲームです。個人で何をしたいかよりも、チーム全体としてどうあるべきか、そのチームの中で個人はどのように立ち回るべきか、立ち回れるかということが重要になります。

自分もこのポイントについて自分の中で解答を得られていなかったときは「自分が強いと信じる戦い方」がベストだと思ってプレイしていましたが、今の自分からするとそれはただ柔軟性に欠けていただけだったのかなと思えます。

さて、今回はそんな反省も踏まえてチーム全体としてどう戦うべきかを見極めるということを考えていきたいと思います。以前に「ヒーラーの性質によって戦い方を考えていくべき」みたいな感じの話をしましたが、今回はもう少し話を広げてみます。

オーバーウォッチの戦術の中心は乱戦です。乱戦をする前にいかに自チームに有利な条件を作ることができるかを検討する必要があります。これはパーティに限らず野良でも同じことが言えます。例えば、自チームがラインハルトD.Vaザリアソルジャー、相手がラインハルトD.Vaロードホッグソルジャーだったとき、自チームはただ盾割りに勤しむのではなくD.Vaは敵ロードホッグのサブを無効化し、味方ザリアはディフェンスマトリックスに妨害されない火力として盾割り合戦のアドバンテージを取っていく必要があります。一方、相手チームとしてはただ盾を挟んで撃ち合っているだけでは弾が消されてしまい若干不利ではありますが、それぞれの瞬間火力では優れているのでチャージやフックをきっかけに有利な状況を作っていく必要があります。その動きにも対応してザリアはバリアを要所で使えるように温存、乗りこまれても反撃できるように準備・・・というような戦術の駆け引きが発生します。

今、代表例として現メタの中心的な2大前衛とも言える編成二つで考えてみましたが、いわゆるテンプレ編成から逸れた、特にランクマなどのその場限りで発生するような編成でもこのような戦術の検討は必須になります。特に比較的柔軟に変更することができるオフェンス枠の変更によって戦い方が変わることがよくあります。

例えば1DPSのファラだった場合、そのままでは地上の乱戦では不利なのでファラを援護しながら盾を越えてダメージを与え、アドバンテージを作ってもらう必要があります。と同時に、そのためには前線は死ぬ気で維持してやる必要があります。2DPSのフランカー+ファラのときは逆に前線は少し強気に出た方がいいかもしれません。上から・地上から・裏からの3つの圧力を同時にかけることで綻びを生じさせるのが狙いです。後者の状況で前線が維持に徹してしまうと、相手のファラ・フランカーに対する注意の度合いが高くなるので厳しい戦いを強いられてしまいます。相手側にとっては「ここでハルトに飛び込まれてたらヤバかった」というような形になるでしょう。

このように、その編成で戦うに当たって合理的な戦い方を検討するということは勝敗にも大きく関わる重要な要素です。ただしこれは誰が意識すればよいということではなく、各々が意識しなければなりません。時にはVCで声をかけてチーム内で戦術の方向性を一致させる必要があるでしょう。ということで、野良VCには積極的に参加しましょうという話でした。

以上です、ありがとうございました。